Marty を除く全ての TOWNS で動作します。ただし、CD-ROM 制御チップ交換 サービスを受けていない初代 TOWNS では内蔵 CD-ROM ドライブが使用できない ので注意が必要です。
ここでは、TOWNS に標準装備されているものも含めて 列挙します。
詳しくは、TOWNS 用のカーネルソース
(/(展開先)/linux/Documentation/TOWNS/)
内のドキュメント (*.txt) も参照してください。
ハードディスク、MO 等のドライブ、テープ・ドライブ、CD-ROM ドライブ
(いずれも SCSI 対応)
内蔵 CD-ROM ドライブ
フロッピィディスクドライブ(内蔵、外付け)
2DD(720K)
japanese2HD(1232KB, 1024byte/sector)
2HC(1200KB, 512byte/sector)
2HD(1440KB)
TOWNS マウス、FMR マウス(キーボード横のコネクタに接続するタイプのマウス)
TOWNS パッド、ジョイスティック(アナログ/デジタル)
2ボタン・パッド、マーティーパッド、6ボタン・パッド、
アナログ・ジョイスティック対応。
ワイヤレスコマンダ(FMT-RCT1)
シリアルポート
通信ソフト等で RS-232C ポートをアクセスするときに使います。
プリンタ
セントロ・プリンタを使うためのものです。
PLIP
セントロ・ポートを使って IP 接続して通信するためのものです。
(ただし、ケーブルの工作が必要です)
LAN カード(イーサネットカード)
MIDI カード
ビデオカード II/IIA/III
Windows アクセラレータカード(FMT-3631 等)
漢字 ROM
IC メモリカード
AMD Am5x86
write back で使う場合。
(ただし、ODP カードに半田付けが必要です)
**その他 TOWNS 固有ドライバのサポート部分
サウンド関係
MIDI、PCM、FM/PCM音源等の音に関する機能をサポート。
フレームバッファ
画面(CRTC、VRAM、カラーパレット、ビデオカード)のアクセス。
RTC
カレンダ・クロックです。
スプライト・パターン RAM
RAMDISK として使うこともできます。サイズは 128KB です。
仮想コンソール
TOWNS のコンソール(キーボードとディスプレイ)は一組ですが、
これをあたかも複数組あるかのように使うことができます。
親指シフトキーボードで親指シフト入力もできます。
**使用可能なファイルシステム
minix(システムインストールの時以外は使われない),
extfs(下記の ext2fs の前身、ほとんど使われない),
ext2fs(現在の linux 標準),
xiafs(上記の minix のファイルシステムの制限を改善したもの),
msdos(DOS のファイルシステム。通常区画、EXT区画、DOS512区画に対応),
umsdos(DOS ファイルシステム上に UNIX 系のファイルシステムを入れるもの),
vfat(Windows95 のファイルシステム。ロング・ファイルネーム対応),
iso9660(ISO-9660 およびロックリッジの CD-ROM),
hpfs(OS/2 のファイルシステム。Read Only),
sysv(System V や Coherent ファイルシステム),
ufs(System V や Coherent のファイルシステム),
affs(Amiga FFS ファイルシステム),
nfs(ネットワーク・ファイルシステム),
smb(Microsoft Network のネットワーク・ファイルシステム),
ncp(Novell NetWare が使用しているファイルシステム),
proc(カーネル、ハードウェア等の情報を記録する疑似ファイルシステム)